アラフォーぱぱとひとり娘の春夏秋冬(カテゴリー住民票、地域版)
今回は、大阪狭山市で本人等がする住民票の写しの請求です。(2019/09/23現在)
自己紹介⇒ご訪問ありがとうございます。一児のパパ(40代前半)で法律関係の仕事をしています。娘にとっては「パパよりママに近い存在の」ちょっとへんてこなパパLifeを書き残しています。毎日をちょっとがんばるくらいに。((´∀`*))
住民票は住民の居住関係を公証する身近な証明書です。(^^♪
この住民票は、居住と生計をともにしている人を一世帯として、世帯ごとに編成されています。
住民票とよく間違えやすいのが戸籍ですが、戸籍は身分関係を公証する証明書で、居住に関係なく出生や親子等について記載をしています。実は、住民票と戸籍って同じ人を居住関係と身分関係の異なる面から記載をしているんですね。(^^♪
そんな住民票や戸籍は、役所の市民課等(正面玄関のそばに位置していることが多いです。)で取ることができますが、今回は住民票について、そもそも取り方ってどうするの? 土日に取れるの?
そんな人のためにまとめてみたので、ぜひ参考にして下さい!!
2018.11.17
住民票の請求で本人確認書類がないときの対処法とは?
アラフォーぱぱとひとり娘の春夏秋冬(カテゴリー住民票、全国版)今回は、住民票の請求での本人確認書類です。 自己紹介⇒ご訪問ありがと...
住民票のキホン解説!!
住民票は、住民の居住関係を公証する身近な証明書として、自動車の運転免許の申請や年金の受給等に利用されています。(^^♪
住民票は、居住と生計をともにしている人を一世帯として、世帯ごとに編成されていて、世帯が同じ場合には委任状がなくても請求できます。例えば、「妻が夫」「夫が妻」の住民票を請求する場合に委任状は不要で、さらに両親と同じ世帯のときも委任状は不要になります。
【ポイント】本人から委任状なしに請求できる人とは、世帯が同じであること。そして、その世帯は、居住と生計をともにしている人を一世帯としているところです。
日常生活で「世帯とは?」を考えることってあまりないですが、親子で居住をともにしていると、「家族で一緒に住んでいるので委任状は不要では?」と思いますよね。ですが、この基準に当てはめると、親子で居住をともにしている場合でも、子どもが働いていて自ら生計を維持していると別世帯となり、「子が親」「親が子」の住民票を請求するときに委任状が必要になります。
※役所でも上記の「ポイント」を参考に、住基法での世帯を判断しています。
もし、委任状の有無で迷ったときは、まず(原則)この基準に当てはめて考えて下さいね。(^^♪
ところで、この記事内では住民票の請求と書いてますが、役所のホームページや窓口等で住民票の写しの請求という文言を見たことってないですか?
写しってことは住民票のコピーなのって思った人もいると思いますが、コピーとは違います。(^^♪
住民票の原本って役所で保管していて請求できません。その役所が保管する原本から印刷されたものに市長印が押されたものが住民票の写しとなって、日常で「住民票」と言えば、この写しのことになります。もし、住民票の写しを持ってくるように「あまり写しを持ってくるようにって言われないですが…(^^♪)」 と言われて、住民票をコピーすると住民票の写しのコピーになってしまい、目的の用途で利用できなくなるので注意が必要です。
この記事内でも住民票と書いているところは、住民票の写しのことなので読み替えて下さいね。(^^♪
さて、そんな住民票について役所に請求できる根拠が住民基本台帳法12条にあります。
住民基本台帳に記録されている者は、その者が記録されている住民基本台帳を備える市町村の市町村長に対し、自己又は自己と同一の世帯に属する者に係る住民票の写しの交付を請求することができる。(一部省略)
ポイント①「住民基本台帳に記録されている者」とは、住民登録をしている役所のことです。
ポイント②「住民基本台帳」とは、住民の個人又は世帯を単位とした住民票をまとめた公簿のことで、簡単に言えば、住民票を集めたものが台帳です。
ポイント③「自己又は自己と同一の世帯に属する者」とは、本人又は本人と世帯が同じ人のことです。
ポイント④「住民票の写し」とは、原本から印刷されたものに市長印が押されたものです。
このように住民基本台帳法には、役所に対して住民票を請求できる根拠が定められています。また、住民票を請求する書類の記載内容等についてもこの法令等で定められています。(^^♪
土日に住民票を取りたい!!
ここからは具体的な請求方法について、大阪狭山市の窓口で本人等が住民票を請求する場合をみていきます。
大阪府狭山市は、約5万8千人の人口で大阪府内の市では人口が少ない方に分類されます。一方で、地理的な側面としては、南部に大規模な住宅街の狭山ニュータウンがあります。(^^♪
請求できる人は、本人、本人と同一世帯の人、本人から委任を受けた人や法定代理人です。手数料は1通300円です。(^^♪
住民票を取れる窓口「市役所市民生活部市民窓口、ニュータウン連絡所」
市役所市民生活部及びニュータウン連絡所の業務時間 |
月曜日~金曜日 9時00分~17時30分 |
※閉庁日 土曜(原則)・日曜、祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)
大阪狭山市のホームページです。赤線及びレ点はこの記事内のものです。(^^♪
大阪狭山市では、原則として平日に請求する必要がありますが、市役所市民生活部市民窓口、ニュータウン連絡所では第1及び第3土曜日の午前9時から正午まで窓口業務を開設しています。平日に請求できない人は、第1又は第3土曜日を利用しましょう。(^^♪
※市役所の開庁時間及び土曜日の利用が難しい人は、住民票の写し等の電話予約サービスを検討しましょう。
住民票の請求方法について
住民票の写しの請求に必要なもの
①住民票の写し等の交付申請書
②本人確認書類
それでは、順を追ってみていきましょう。(^^♪
①住民票の写し等交付申請書
※郵送用の申請書は狭山市のホームページから取れます。
こちらは狭山市の郵送用の住民票の写しの申請書です。窓口用の申請書は窓口に設置されています。なお、レ点はこの記事内のもので、一般的な記入箇所は日付、住所、氏名、生年月日、証明書の種類・通数、本籍及び筆頭者、請求理由等です。
①日付(申請日)、②住所、③氏名、④生年月日
⑤証明書の種類・通数(記入例では、狭山太郎さんが花子さん「世帯一部」の住民票を取得しています)
⑥本籍及び筆頭者(必要に応じてチェックをいれます。)
⑦請求理由(何に必要なのかを書きます。)
※続柄も必要に応じてチェックをいれます。(^^♪
一般的に続柄(世帯主や妻、子の表示のこと)は、役所関係に出すときに必要になることが多いです。役所では続柄を必要とする意思表示がない限り、続柄を省略して交付する取扱いなので必要なときは忘れないようにしましょう。(チェックがないとき、確認のため窓口で聞かれることもあります。)
※本人が請求するときは、「必要な方」と「申請者」は同じになります。また、証明対象者との関係は「本人」となります。それと、役所によって違いがありますが、電話番号の記載について、郵送で請求するときに記載項目等の確認のため求められることがあります。(通常、窓口で請求するときは電話番号の記載は必要ありません。)
②本人確認書類(窓口に行く人)
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード(個人番号カード)等
以上が狭山市の請求方法です。
まとめ
今回は狭山市の住民票の取り方についてまとめてみました。
住民票の取り方ってどうするの? 土日に取れるの?
そんな人に少しは参考になったでしょうか。(^^♪
今回、あまり詳しく説明できなかった本人確認書類については、別記事の「住民票の請求で本人確認書類がないときの対処法とは?」で説明してるので、そちらもあわせて見るとより深まる内容となってます。((´∀`*))
最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が何かのお役に立てれば幸いです。
コメント