アラフォーぱぱとひとり娘の春夏秋冬(カテゴリー子育て、子ども市販薬)
今回は、市販薬のかぜ薬です。
自己紹介⇒ご訪問ありがとうございます。一児のパパ(40代前半)で法律関係の仕事をしています。娘にとっては「パパよりママに近い存在の」ちょっとへんてこなパパLifeを書き残しています。毎日をちょっとがんばるくらいに。((´∀`*))
魔の2歳児、悪魔の3歳児を終えて、4歳になった娘。
最近では、「天使の4歳児」という言葉もあるようですね。(^^♪
確かにおしゃべり上手になって自分の気持ちをたくさん話してくれて、そんな娘を見ていると本当に「天使」のように思えますが、とつぜん「悪魔」が顔を出してまだまだ大変なこともあります...(^^♪
家では、「歌ったり」「踊ったり」いつも元気だなぁて思っていますが、
これまで何度も熱を出したり、感染症にかかったりしながら、丈夫な体になってきました。
例えば、かぜの一種のRSウイルス感染症は、呼吸器系に炎症を引き起こし、ほぼ100%の子どもが2歳までに一度はかかるといわれていて、さらに免疫ができにくいため、繰り返しかかる子どもも多いといわれています。ただし、何度も感染すると徐々に免疫ができて症状が軽くなっていくようですね。(^^♪
熱や体調不良のときは、まず「病院で受診することが大切」で、娘の場合も病院を優先させてきました。
これまで「かぜ薬(総合感冒薬)」の市販薬を使用したことはありません。
ですが、どうしても市販薬に頼らないといけないときもありますよね。
この理由も本当によくわかります。(^^♪
今回は、市販薬の「かぜ薬」について簡単にまとめてみたので、ぜひ、参考にしてください!!
(合格通知のコピーで名前等は消してます)
これまで何度も熱を出したり、感染症にかかったりしながら、丈夫な体になってきた娘ですが、少し話せるようになるまでは本当に心配の連続でした。なので、知識を身に付けようと(医薬品)登録販売者の資格を取りました。(^^♪
かぜの諸症状、かぜ薬の働きを理解しよう!!
かぜ(感冒かんぼう)の症状は、鼻づまりや発熱等の様々な全身症状が組み合わさって現れます。(^^♪
かぜは単一の疾患ではなく、医学的にはかぜ症候群といい、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の急性炎症の総称で、通常は数日~1週間程度で自然に寛解し、予後は良好です。
かぜの約8割は※ウイルスの感染が原因ですが、それ以外に細菌の感染や、まれに冷気や乾燥、アレルギーのような非感染性の要因による場合もあります。
※ウイルスとは、ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルス等のことで、かぜの原因となるウイルスは、200種類を超えるといわれています。(^^♪
急激な発熱を伴う場合や、症状が4日以上続くときは、「かぜ」でない可能性も高いとされています。
4歳になる娘もこれまで何度も「かぜ」を経験しました。
保育園からお迎えの電話があると、病院へ連れて行って経口補水液(OS-1)を買って家に帰る。
3歳頃までは特に心配の連続でしたが、今では何らかのウイルスに感染したと考え、初期ではあまり深く考えないようにしています。朝起きて38.8℃の発熱があっても、その日の夕方には36.8℃まで下がることもあるので…(^^♪
ただし、インフルエンザのときの急激な発熱は、いつもの「かぜ」とは違う症状(個人差があります。)なので、見極めも必要かと思います。でも、普段から接しているとなんとなく違いが分かるようになりますよね。
※インフルエンザ(流行性感冒)は、かぜと同様、ウイルスによる呼吸器感染によるものですが、感染力が強く重症化しやすいため、かぜとは区別して扱われています。
それと、特に冬場に発熱や頭痛を伴って、嘔(おう)吐や下痢等の消化器症状が現れた場合には、ウイルスが消化器に感染したことによるウイルス性胃腸炎の場合も多いです。
そういえば、娘が2歳のときにウイルス性胃腸炎になった時は、おむつ処理が本当に大変でした。(^^♪
このような「かぜ」の諸症状の緩和を目的として使用される医薬品の総称を「かぜ薬」といい、「総合感冒薬」とも呼ばれています。「かぜ」は、生体に備わっている免疫機構によってウイルスが消滅すれば自然に治癒するので、安静にして休養することが基本となります。
また、「かぜ薬」はウイルスの増殖を抑えたりウイルスを体内から除去するものではなく、咳(せき)で眠れなかったり、発熱で体力を消耗しそうなときなどに、それらの諸症状の緩和を図る対症療法薬なので、ここはしっかりおさえるようにしましょう。(^^♪
かぜ薬の主な配合成分について
かぜ薬(総合感冒薬)には、様々な成分が配合されています。
どのような成分(主な成分)が配合されているのか見ていきましょう。(^^♪
発熱を鎮め、痛みを和らげる成分(解熱鎮痛成分)
エテンザミド |
アセトアミノフェン |
イブプロフェン |
くしゃみや鼻汁を抑える成分(抗ヒスタミン成分、抗コリン成分)
(抗ヒスタミン成分) |
メキタジン |
ジフェンヒドラミン塩酸塩 |
(抗コリン成分) |
ベラドンナ総アルカロイド |
鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる成分(アドレナリン作動成分)
メチルエフェドリン塩酸塩 |
プソイドエフェドリン塩酸塩 |
咳を抑える成分(鎮咳成分)
コデインリン酸塩 |
ノスカピン |
痰(たん)の切れを良くする成分(去痰成分)
グアイフェネシン |
エチルシステイン塩酸塩 |
炎症による腫れを和らげる成分(抗炎症成分)
ブロメライン |
グリチルリチン酸二カリウム |
鎮静成分
ブロモバレリル尿素 |
胃酸を中和する成分(制酸成分)
酸化マグネシウム |
カフェイン類
カフェイン |
その他:ビタミン成分等
アスコルビン酸(ビタミンC) |
このようにかぜ薬(総合感冒薬)には、様々な成分が配合されていることがわかります。(^^♪
発熱を鎮め、痛みを和らげる成分で避けたいものは?
ここまでで、かぜ薬(総合感冒薬)には様々な成分が配合されていることがわかりましたね。(^^♪
ここからは、ドラッグストア等で市販薬の「かぜ薬」を選ぶときに気をつけたいポイントをご紹介します!!
市販薬の「かぜ薬」に含まれる成分のうち「発熱を鎮め、痛みを和らげる成分(解熱鎮痛成分)」では、必ず避けたいものがあります。
発熱を鎮め、痛みを和らげる主な成分(解熱鎮痛成分)
アスピリン |
サリチルアミド |
エテンザミド |
アセトアミノフェン |
イブプロフェン |
イソプロピルアンチピリン |
これらの成分のうち、「アスピリン」「サザピリン」について、市販薬では「15歳未満の小児に対してはいかなる場合も使用しない」こととなっています。また、「サリチルアミド」「エテンザミド」については、「15歳未満の小児で水疱瘡(みずぼうそう)又はインフルエンザにかかっているときは使用を避ける」必要があります。
これはライ症候群の発生が示唆されているためです。(^^♪
ライ症候群とは、主として小児が水疱瘡(みずぼうそう)やインフルエンザ等のウイルス性疾患に罹っているときに、激しい嘔吐や意識障害、痙攣(けいれん)等の急性脳症の症状を呈する症候群で、その発生はまれですが、死亡率が高く、生存の場合も脳に重い障害を残す等、予後は不良です。
例えば、インフルエンザの場合
インフルエンザのときの急激な発熱は、いつもの「かぜ」とは違う症状(個人差があります。)なので、見極めも必要かと思います。でも、普段から接しているとなんとなく違いが分かるようになりますよね。
と書きましたが、なんとなく違いが分かる程度で「絶対ではない」ですよね。(^^♪
なので、インフルエンザ流行期はもちろん、それ以外のときも避けた方が安心です。
また、「イブプロフェン」についても、市販薬では「15歳未満の小児に対してはいかなる場合も使用しない」こととなっています。
それでは、市販薬を選ぶときに「発熱を鎮め、痛みを和らげる成分(解熱鎮痛成分)」として、どのような成分を選べは良いのでしょうか?
それは「アセトアミノフェン」や「生薬成分」からなる商品です。(^^♪
こちらは、大正製薬株式会社のパブロンSa微粒です。詳しくは、大正製薬のホームページで確認して下さいね。(^^♪
この商品以外にも、「アセトアミノフェン」が配合された「かぜ薬」があるので、ドラッグストア等で探してみて下さいね。(^^♪
※実際に使用する場合、信頼できる薬剤師等に相談してから使用することを「おすすめ」します。
まとめ
今回は、市販薬の「かぜ薬」に含まれる成分のうち「発熱を鎮め、痛みを和らげる成分(解熱鎮痛成分)」で、必ず避けたいものを説明しました。
少しは参考になったでしょうか?
ちなみに、「かぜ」だからといって必ずしも「かぜ薬(総合感冒薬)」を選択することが最適とは限りません。(^^♪
発熱、咳、鼻水などの症状がはっきりしている場合には、症状を効果的に緩和させるため、「解熱鎮痛薬」「鎮咳去痰薬」「鼻炎を緩和させる薬」などを選択する方が良いです。存在しない症状に対する不要な成分が配合されていると、無意味に副作用のリスクを高めることになるので気をつけて下さいね。((´∀`*))
最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が何かのお役に立てれば幸いです。
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