こんにちは。管理人の「おかさな」です。
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このブログは、ひとり娘と資格をこよなく愛する管理人が、法律関係の仕事・子育て・資格から学んだ知識を発信しているブログです。
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住民票が必要になったけど「どうやって取得するの?」「あれ、役所は土日って休みじゃないの」と、疑問を抱いた人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、住民票を請求できる根拠から土日(祝)の取得方法について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます!
この記事はこんな人におすすめ!
・住民票について知りたい人
・住民票の取り方について知りたい人
・土曜日や日曜日(祝)に取得したい人
・本人確認書類について知りたい人
それでは、どうぞ!
そもそも住民票ってなに?
おかさなさん住民票について教えて下さい。
住民票は、住民の居住関係を公証する身近な証明書として、自動車の運転免許の申請や年金の受給等に利用されています。(^^♪
住民票は、居住と生計をともにしている人を一世帯として、世帯ごとに編成されていて、世帯が同じ場合には委任状がなくても請求することができます。例えば、「妻が夫」「夫が妻」の住民票を請求する場合に委任状は不要で、さらに両親と同じ世帯のときも委任状は不要になります。
委任状が必要かどうかは、世帯で判断するんですね。でも、その世帯ってどのように考えたらいいですか?
世帯は、居住と生計をともにしている人を一世帯と考えます。簡単にいえば、一緒に住んで財布も一緒なら同じ世帯になります。日常生活で世帯を考えることってあまりないですが、親子で居住をともにしていると、「家族で一緒に住んでいるんだから委任状なんていらないよね」って思いますよね。(^^♪ 一般感情としてはその通りなんですが、この基準にあてはめると、親子で居住をともにしていても、子どもが働いていて自ら生計を維持していると別世帯となり、「子が親」「親が子」の住民票を請求する場合に委任状が必要となります。
最終的に委任状が必要か否かは、この基準を緩やかに運用するのか、それとも厳格に運用するのかによって結論に違いがでますが、個人的にはそれほど厳格に運用されているという印象はありません。(^^♪
役所でも上記を参考に、住基法での世帯を判断しています。
委任状の有無で迷ったときは、まず(原則)この基準にあてはめて下さい。
わかりました。ありがとうございます。ところで、先日、役所のホームページで「住民票の写し」って書いてあるのを見たんですが、これって住民票のコピーのことですか?
それはコピーのことではないですね。(^^♪ ちょっと細かい話しになりますが、住民票の原本って役所で保管しているので請求できません。その役所が保管する原本から印刷されたものに市長印が押されたものが住民票の写しとなって、日常で「住民票」といえば、この写しのことになります。もし、住民票の写しを持ってくるように「あまり写しを持ってくるようにって言われないですが…(^^♪)」 といわれて、住民票をコピーすると住民票の写しのコピーとなり、目的の用途で利用できなくなるので注意が必要です。
この記事内でも住民票と書いているところは、住民票の写しのことなので読み替えて下さいね。(^^♪
へ~そうだったんですね。確かに住民票の写しを持ってくるように言われたことはないですね(笑) 最後にもう一つだけ質問です。住民票を役所に請求するときのルールってありますか?
ありますよ。住民票のルールは住民基本台帳法という法律に書かれています。私たちが役所に住民票を請求できるのも住民基本台帳法第十二条に根拠があるからですね。
住民基本台帳法 第十二条 (本人等の請求による住民票の写し等の交付)
第十二条 住民基本台帳に記録されている者は、その者が記録されている住民基本台帳を備える市町村の市町村長に対し、自己又は自己と同一の世帯に属する者に係る住民票の写しの交付を請求することができる。(一部省略) e-gov法令検索 住民基本台帳法 第12条
ポイント①「住民基本台帳に記録されている者」とは、住民登録をしている役所のことである。
ポイント②「住民基本台帳」とは、住民の個人又は世帯を単位とした住民票をまとめた公簿のことで、簡単にいえば、住民票を集めたものが台帳である。
ポイント③「自己又は自己と同一の世帯に属する者」とは、本人又は本人と世帯が同じ人のことである。
ポイント④「住民票の写し」とは、原本から印刷されたものに市長印が押されたものである。
このように住民登録がある役所に対して、住民票を請求できることが、住民基本台帳法によって定められています。請求する側もされる側も一定のルールに従って運用されていることがわかりますね。(^^♪
住民票の窓口や手数料について
ここからは具体的な請求方法について、守口市の窓口で本人等が住民票を請求する場合をみていきます。
大阪府守口市は約14万の人口で、大日駅前再開発により三洋電機大日工場跡地に、イオンモール大日が2006年に開業しています。(^^♪
請求できる人は、本人、本人と同一世帯の人、本人から委任を受けた人や法定代理人です。手数料は1通300円です。
※窓口ではなくコンビニ交付サービスを利用しても1通300円で減額はありません。
※コンビニ交付サービスを利用するには事前の手続きが必要です。
請求できる窓口
市役所総合窓口課、大日サービスコーナー
〇市役所総合窓口課
月曜日~金曜日 | 9時00分~17時30分 |
出典 : 守口市
市役所総合窓口課では、原則として平日に請求する必要がありますが、平日に窓口に行けない人のために時間外・休日窓口を開設しています。(^^♪
出典: 守口市
〇総合窓口課(1階北エリア証明書発行コーナー)
毎週金曜日 | 午後8時まで |
毎週日曜日 | 午前9時から午後1時 |
総合窓口課では、原則として平日に請求する必要がありますが、「毎週金曜日午後8時」又「毎週日曜日午前9時から午後1時」まで1階北エリア証明書発行コーナーで住民票を請求できます。
でも、忙しくて総合窓口課の時間外・休日窓口では「ちょっとなぁ~」という人には、大日サービスコーナーもあります。(^^♪
出典 : 守口市
〇大日サービスコーナー
毎日(年末年始を除く) | 9時~21時 |
イオンモール大日内にあり住民票の取得以外にも各種証明書等の請求もできるので、平日に役所に行けない人や総合窓口課の時間外・休日窓口の利用も難しい人は、大日サービスコーナーを利用しましょう。(^^♪
※年末年始(12月29日から1月3日)
住民票の請求方法について
住民票の写しの請求に必要なもの
①住民票の写し等交付申請書
※請求書はこちらの守口市のホームページから印刷するか役所の窓口で取得できます。
出典: 守口市
ここからは請求書の記載例に沿って解説していきます。(^^♪
①日付: 申請書を提出する日を記載する。
窓口に来られた方(申請書)
②住所、③氏名、④生年月日
⑤証明が必要な方との関係 : 本人が窓口に行って請求する場合は本人にレ点をつける。記載例でも本人が窓口で請求しています。
必要な証明に関する事項
⑥住所: 本人が窓口に行って請求する場合は申請者と同じにレ点をつける。
⑦世帯主の氏名: 窓口に行った本人が世帯主の場合は申請者と同じにレ点をつける。
⑧住民票が必要な場合には住民票の写しにレ点をつける。
⑨必要な証明書の種類・通数 : 例えば、世帯全員の住民票を1通請求する場合は、世帯全員に1通と記載する。
世帯全員の記載が不要なときは、世帯一部に1通と記載して証明が必要な方の名前を書きます。(世帯一部で本人だけの証明が必要なときは必要な方の氏名で申請者と同じにレ点をつける。)
⑩提出先又は使用目的 : 何のために必要なのか使用目的を記載する。記載例では児童手当の手続きをするために請求しています。
基礎証明事項以外の必要な事項
⑪世帯主の氏名・世帯主との続柄: 必要なときはレ点をつける。
一般的に続柄(世帯主や妻、子の表示のこと)は、住民票を役所関係に提出するときに必要となることが多いです。「役所では続柄を必要とする意思表示がない限り、続柄を省略して交付する取扱い」なので忘れないようにしましょう。
※上記の記載例でも請求者に続柄が必要か否かの意思表示をさせています。
本人が児童手当の手続きをする為に住民票の写しの全部を請求しているシンプルな記載例です。(^^♪
②本人確認書類(窓口に行く人)
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード(個人番号カード)等。
出典 : 東大阪市
こちらは東大阪市で示されている本人確認書類の一覧です。(^^♪
本人確認書類の適否については、最終的に各役所で判断することになりますが、表で示されている書類はとても参考になるので、運転免許証・パスポート・マイナンバーカードをもっていない人はこちらの表も参考にしてください。
※写真付「公的証明書」の場合には「1枚の提示でOK」ですが、写真付でも学生証や社員証等の場合には複数枚の提示が必要になります。また、写真なし公的証明書の場合にも複数枚の提示が必要です。
以上が守口市の請求方法です。
まとめ
今回は守口市で住民票の取り方についてまとめてみました。
住民票の取り方ってどうするの? 土日に取れるの? そんな人に少しは参考になったでしょうか。(^^♪
今回、あまり詳しく説明できなかった本人確認書類については、別記事の「住民票の請求で本人確認書類がないときの対処法とは?」で説明していますので、よかったらそちらもどうぞ。((´∀`*))
最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が何かのお役に立てれば幸いです。
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