アラフォーぱぱとひとり娘の春夏秋冬(カテゴリー登録販売者、過去問解説)
今回は、登録販売者過去問 薬事関係法規・制度の問題及び解説です。
自己紹介⇒ご訪問ありがとうございます。一児のパパ(40代前半)で法律関係の仕事をしています。娘にとっては「パパよりママに近い存在の」ちょっとへんてこなパパLifeを書き残しています。毎日をちょっとがんばるくらいに。((´∀｀*))
このサイトでは、登録販売者の過去問解説をしています。試験科目の中でも受験者があまり得意としない薬事関係法規・制度について詳しく解説して、登録販売者試験の合格を目指す全ての人を応援しています!!
登録販売者の試験科目は、(第1章)医薬品に共通する特性と基本的な知識(第2章)人体の働きと医薬品(第3章)主な医薬品とその作用(第4章)薬事に関する法規と制度(第5章)医薬品の適正使用と安全対策です。試験科目の中には、受験者があまり得意としない薬事関係法規・制度についての出題もあります。
合格基準は、全体の70%(120問中84問)以上の正解が必要で、かつ、各試験科目ごとに35%以上～40%以上の正解も必要になります。なので、全体で80%(120問中96問)以上の正解をしても、薬事に関する法規と制度で3問しか正解できない場合は、合格通知を受け取ることはできません。
ですが、試験問題は、厚生労働省の「試験問題作成に関する手引き」から出題されますので、ポイントを押さえた学習さえすれば、誰でも得点源にすることができ、かつ、合格も可能な試験です。
現在、50以上の資格を保有する資格マニアですが、登録販売者の試験には、娘が2歳のときの平成29年9月の試験でスキマ時間を利用して一発合格しました。実は、登録販売者を受けようと思ったきっかけは娘なんです。かぜ等で娘を病院に連れて行ったり、一緒にいることも多くて、心配ごとが多かったんですよね。きっと同じように誰かを思ってドラッグストアを訪れる人もいます。もちろん、自分の為に訪れる人もいるでしょう。そんな誰かの役に立つ、価値ある資格が登録販売者なんです。
ぜひ、法規を得意科目にして合格の栄冠を勝ち取って下さいね。(^^♪
このサイト内で、例えば「北海道・東北」と検索すれば、関連過去問が抽出できます。この試験では、過去問がとても重要になってきますので、スキマ時間を利用して繰り返し過去問を解いて下さいね。
さあ一緒に問題を見ていきましょう。(^^♪
【参考】北海道・東北(共通問題)北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(平成30年3月)」を参考に解説しています。
(合格通知のコピーで名前等は消しています)
北海道・東北(第4章)H28.問93
一般用医薬品の販売又は陳列等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 薬局開設者又は店舗販売業者は、一般用医薬品を販売しない時間は、一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所を閉鎖しなければならない。
b 薬局開設者又は、店舗販売業者は、かぎをかけた陳列設備等に陳列する場合を除き、指定第二類医薬品を、情報提供を行うための設備から7メートル以内の範囲に陳列しなければならない。
c 配置販売業者は、第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品を混在しないように配置することが望ましい。
d 薬局開設者又は店舗販売業者は、第一類医薬品を販売したときは、必要事項を書面に記載し、2年間保存しなければならない。
(問)a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 正
4 誤 誤 誤 正
5 正 正 誤 正
解説(正解5)
一般用医薬品の販売又は陳列等に関する問題です。
一般用医薬品の販売や陳列のルールに関する問題は試験対策として重要なんですが、数字が出てきて、なかなか覚えにくいところでもあります。特に試験本番で混乱しないためにも、暗記カード等を使って覚えたり、過去問を繰り返し解いて、しっかり数字等を覚えるようにしましょう。
問題の解き方としては、cを誤りと判断できるようにしましょう。配置販売業者は、医薬品を他の物と区別して貯蔵又は陳列する必要があります。また、一般用医薬品の陳列では、第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品の区分こどに陳列し、混在しないように配置しなければならないと定められています。「配置することが望ましい」って任意ではなく義務なので、間違えないようにしましょうね。
cを誤りと判断できれば、肢1と肢3を消せますね。次にdを正しいと判断できるようにしましょう。dの「薬局開設者又は店舗販売業者は、第一類医薬品を販売したときは、必要事項を書面に記載し、2年間保存しなければならない」は正しいので、そのまま覚えるとして、さらに要指導医薬品についても必要事項を書面に記載し、2年間保存しなければならないことになっているので、余裕があれば覚えるようにして下さい。(^^♪
dを正しいと判断できれば、肢2を消せますね。残りは、肢4と肢5になります。最後は、aとbで答えやすい方を選択しても良いですが、ここではaの「薬局開設者又は店舗販売業者は、一般用医薬品を販売しない時間は、一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所を閉鎖しなければならない」を正しいと判断し、正解は5になります。ちなみに、「一般用医薬品を販売しない時間は」ってありますが、要指導医薬品も同じなので余裕があれば覚えて下さいね。
まとめ
今回は一般用医薬品の販売又は陳列等に関する問題でした。
一般用医薬品の販売又は陳列等に関する問題は、すべてを覚えようとすると規則に細かな定めがあって本当に大変なので、試験対策として重要な部分に絞って覚えるようにしましょう。
どこが重要なのかの判断は、やっぱり過去問で繰り返し問われているところが重要になります。
過去問は、出題者から登録販売者になる人へのメッセージなので…((´∀｀*))
最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事があなたの合格のお役に立てれば幸いです。
コメント